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よくあるご質問

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よくある質問

乳歯が残っているのですが・・・。

乳歯は生後6ヶ月前後で生え変わる事が正常です。
乳歯の残存は、永久歯の生え方が悪くなるばかりでなく、歯石が付きやすくなり歯肉炎にもなりやすくなりますので、抜歯をしてあげたほうが良いです。

しこりができたみたい・・・?

人と同様にペットの高齢化は進み、それによって腫瘍の発生率は高くなっていきます。
ただ、腫瘍にもいろいろあり、手術で完治するものから摘出しても完治の難しい腫瘍まで様々です。
腫瘤がまだ小さいから、元気・食欲があるからといって様子を見ておくことは危険です。
そのため、できる限り早めの検査をおすすめします。

去勢・避妊手術の長所・短所について教えてください。

短所としては、太りやすくなる、また全身麻酔のリスクがあるということなどがあげられます。
太ることに関しては、食事量の調整、減量用フードの使用運動量によってコントロール可能です。
また、手術をしないために起こるホルモン性脱毛症もあります。
全身麻酔のリスクも、術前の血液検査・身体検査・気管チューブの挿入、術中の心電図・呼吸モニターをすることにより、低くなります。

長所としては、望まない妊娠を防ぐだけではなく、ある種の病気の予防になります。
例えば女の子では、子宮蓄膿症、卵巣子宮の腫瘍、乳腺腫瘍、男の子では、前立線肥大、肛門周囲の腫瘍、精巣の腫瘍といった病気です。

フィラリア症について教えてください。

フィラリアは蚊によって媒介され、犬の心臓に寄生する虫です。
蚊の吸血によって体内に侵入した幼虫が体内を移動します。
やがて心臓や肺動脈で成虫(10~30)センチになります。
放置すると心臓の弁膜障害を起こし血液の流れが悪くなります。
そのため、元気・食欲の低下、咳、失神、呼吸困難、腹水貯留等の症状が現れます。
重い症状が出てからでは治療の難しい病気ですが、月1回の予防薬の投与で防ぐことができます。
万一フィラリア症にかかっている犬に予防薬を与えると強い副作用(死亡するケースもあります)がでることがありますので、一夏以上経験した犬には毎年、予防薬投薬前にフィラリアに寄生しているかどうかの血液検査が必要です。